2006年 08月 29日
”できる人”で終わるか”伸ばす人”へ変わるか!
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Hawaiiの大親友Mako【Hawaii秘密基地:Ⅲ】の写真
きれいでしょ!みなさんもこちらからあそびに行ってみてね!
最近書店に行くと様々なビジネス書や成功哲学関連の本が多く出ている。
僕もこういった本は結構好きで読むことも多いが、どれも同じような内容ばかりで
1度読めば飽きてしまうものばかり。
そんな中久々におもしろい本を見つけたので読んでみた。
僕なりの考えも織り交ぜて内容を紹介しますね。。。
真のリーダーは ”できる人” ではなく ”伸ばす人” だという内容だった。
ただの”できる人”で満足してしまう人と、”できる人”から”伸ばす人”に成長する人がいる。
これはすごく為になったし、反省もあり是非実践していきたい内容だった。
真のリーダーは ”できる人” ではなく ”伸ばす人” !
”できる人”と聞くと普通は”優秀な人”だという意味にとらえてしまう。
しかし、自分で仕事が”できる”という意味に限定してしまうと必ずしも
”できる人”=”優秀な人”ではない。
なぜか・・・与えられなくても自分で仕事ができるので何でも自分でやってしまう。
自分よりできる人が登場することが許せない。
そんな人が組織のリーダーだとその組織は”できない組織”になってしまう。
部下の”わからない””できない”に目を向けたくさんの”わかった””できた”を創り出す
手助けをする人=”伸ばす人”であり真のリーダー!
これは以前僕が学んできたことでもあったので納得だった。
人が成果を出す役に立てる人、人がいい結果を出す為のきっかけになれる人が
リーダーであると僕も心にとめてきた。
それにはまず、義務ではなく関心から相手と向き合うこと。
単に思わしくない結果について追求するのではなく、結果に対する見解を話し合うということ。
■<<単なるできる人の行動>>
成果が伸びない部下と一緒に数値の分析をする。
これは成果(数字)を伸ばす為の対話でありその人を伸ばす為の対話ではない!
そして数字を伸ばすことを優先しているので、内容の中にその人の存在がない。
その成果を出せるなら別の人でもいいという考え。
これでは煽れば一時的に結果は出るがその人自信が伸びていないので長くは続かない。
そしてだめになると次のターゲットを決め同じことを話し、同じく煽っていく。
手の内を知った部下から順に離れていき、常に部下が育たず入れ替わっているだけなので
成果もある一定の限界から伸びなくなる。
。
■<<伸ばす人の行動>>
成果が伸びない部下の持っている知識や技術、今の行動、意欲や自信について関心をよせ
対話する。そうすることでお互いにどういう状況の中でこういう結果に繋がったのかを理解する
ことができる。
それにより自分の立ち位置がわかり次へのヒントに繋がり、”伸ばす人”が持つ相手
への関心がその人その人のやり方を一緒に考え出し本人の自発性を引き出すことができる。
ところがせっかく自発性が生まれても、”できる人”は部下よりも選択肢を多く持っている為
ああすれば、こうすればと先に指示を出してしまうことが多い。
”できる人”ゆえの早く結果を出したいという意識から結果を急ぐ傾向がある。
これではまた本人の自発性をつぶしてしまう。
★”伸ばす人”になれないただの”できる人”の傾向
■周囲に距離感を感じさせ周りが近寄りがたい壁を作ってしまっている。
そのため周囲からは一目置かれている人が多い。
これでは「自分にはまねできない」「あの人はすごいな~」と感じさせ、できる自分を通して
周囲に無力感を与えてしまう。
これがオーラだと思い込みカッコいいと勘違いしてしまっているリーダーも多い。
■自分にもできるんじゃないか、できるかどうかわからないけどやってみようと思わせるの
ではなく、何でも先にやって「あの人はすごいな~」「かなわないな~」と思わせてしまう。
■能力の裏づけをもって威厳を漂わせ、張り詰めた空気が漂い、いつまでたっても相手の
中に入っていけない。
そんな感覚を周囲に与えているリーダーのもとでは、部下が小さくまとまっているパターン
が多い。
こういった組織ではそのリーダーの後を継ぐ次のリーダーがなかなか育たない。
手助けのつもりで自分で仕事を片付けてしまうリーダーも同じことが言える。
”できない人”は指示されたり、手を貸してもらうことが癖になってしまい受身で考え行動する
習慣が身についてしまう。
どちらにせよ”できる人”が格差を見せつけてしまうが為に、伸びていく為に必要な
”自己肯定感”がいつまでたっても生まれてこなくなってしまう。
これでは”できる人”の自己満足、俺はいいこと言った、知識や仕事力を見せ付けたという
単なるマスターベーションであると僕は思う。
ただの”できる人”と”伸ばす人”の違いは
”相手を伸ばすことへの自然な欲求”と”自分の役割を果たさなければという義務意識”の
違いである。
自分を伸ばそうと話してくれているのか、仕事だから仕方なく話してくれているのか、
話されるほうは意外と敏感に察知してしまうものです。
改めて気持ちを入れなおし、ただの”できる人”でもなく”伸ばす人”でもなく
”伸ばす人を大量に作れるリーダー”になって行きたいと思う。
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by tomoya_ks
| 2006-08-29 21:52
| tomo's room