2007年 02月 12日
神秘的!ミイラと古代エジプト展
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先日、国立科学博物館で開催中の「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」を観て来ました!
古代のエジプトやミイラ、ピラミッドといった当時の人々が信じていた文化にはすごく興味がありよくテレビ番組では観ていましたが、ここには本物のミイラが!
とてもリアルで感動しました!
まず3Dシアターに案内され、エジプトから運んできた”神官ネスペルエンネブウ”という人の本物のミイラ、遺体が登場する!
何千年もの月日を乗り越え、傷みがもっとも少ないミイラらしい。
そして今の技術には驚いた!
CTスキャンやらなんやらコンピューターの技術で、お棺を開けなくても中身が丸見えなのである。
このミイラの骨格、性別、身長、そして体の隅々までカメラで見える!
骨の中身まで。。。
そしてこのミイラは頭に黒い点が付いていた!
死因はなにか鉄砲のようなもので撃たれたのかと思ったが、外側にはその点がない!
ということは脳梗塞らしいとのこと。
そして遺体に添えられている数々の魔よけ!
この映像を見た後に実際の展示場を見たが。。。
とても複雑な気分だった。
「死者の書」からの引用文が書かれた包帯や様々な絵文字が書かれた石、そして豪華な金で作られた人形、そして本物のミイラ!
何千年前の人々がこんなものを作り今もなお当時を蘇らせるかのようにそのまま残っていることが信じられなかった。
死者の魂は旅を終えてまたこの体に戻って来ると信じられ、戻ってきた時の為に体はきれいに残しておくという考え方からミイラを作るようになった!
現にエジプトのピラミッドには魂だけが抜けられる人間はとても通れない小さなトンネルがあり、そのトンネルの奥深くになんとはじからはじまで40mもある大きな船が発見された!
こんな大きな船が最近まで発見されずピラミッドの中に眠っていたのだ!
この船は人間は通れない小さな穴の奥深くに存在するため、わかるはずがない!
この意味を聞いて驚いたが、人が死んだあとミイラにして埋葬し、そのミイラを埋葬した部屋から魂だけがこの穴を通って船へ行ける。そしてその船で旅に出るという考え方なのだ!
そして旅を終えるとまた船からその穴を通り、自分の体に戻りいつか必ずまた蘇る!
そのあの世とこの世をつなぐ”駅”のようなものがピラミッドなのだ!
そして驚くことにエジプトのナイル川沿いの大きな3つのピラミッドは、まさにオリオン座の真ん中の3つの星と同じ配置で作られている!
空の星を大地にも作ってしまったのだ。
知れば知るほど不思議で神秘的な時代である!
当時の人々がどんな気持ちで生きていたのか、どんなものを見て感動したのか、そしてどんな会話や生活をしていたのか。
現代のような大きな機械もない時代にどうやってこんなものを作ったのか!
本当に気持ちの強さを感じる!
もしかしたら、今の世界よりもっともっと栄えた時代があったのではないかとも考えてしまう!
そして一度世界が滅びて、1からスタートし今の時代になったのでは。。。
こう考えなければ理屈が合わないほど、ピラミッドにしても、カンボジアのアンコールワットにしても、沖縄の与那国の海底にある城跡にしても、その技術を疑う!
方角、星の位置、そして世界の遺跡をつなぐ暗号。。。
恐いくらいに何者かが世界を支配していたことがわかるし、空から見なければ決して分かるはずがない建築技術を、そして現代の研究ですら明かされていない謎をどうやって。。。
今回のこの展示場を見て本当に不思議な気分で、そして当時の力をこの現代に見せ付けているように感じた!
王の強さを感じた!
実物を見てまた詳しく知りたくなってしまった。。。^^
しかし本物のミイラはちょっと複雑な気分でした。。。
まだあと1週間やってます!
本当に価値観が変るのでご興味あるからは是非!
■大英博物館 ミイラと古代エジプト展■
会 期 : 2006年10月7日(土)~2007年2月18日(日)
会 場 : 国立科学博物館(上野地球館(旧:新館)特別展示会場)
開 催 時 間 : 9:00~17:00(金曜は~20:00)、最終入場は閉館1時間前まで
休 館 日 : 毎週月曜日、年末年始(12月28日~1月1日)
但し、10月9日(月)、1月8日(月)、2月12日(月)は開館(翌火曜日は休館)
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by tomoya_ks
| 2007-02-12 16:37
| tomo's room